Photodecomposition of a Herbicide, Butachlor

作者: Yuh-Lin CHEN , Chien-Chih CHEN

DOI: 10.1584/JPESTICS.3.143

关键词: ChemistryEnvironmental chemistryButachlor

摘要: 除草剤ブタクロール (マーシェット) をガラス上で薄膜状にして紫外線を用いて光分解を行なった結果, 分解は比較的速やかに進行し, 実験条件下で半減期は約1.5時間であった. TlcおよびGlcによる分析では少なくとも7種の分解生成物の存在を認めることができた. その中で2-chloro-2′,6′-diethylacetanilide の存在を標準品との比較によって確認し, 2-hydroxy-2′,6′-diethyl-N-(butoxymethyl)acetanilide, 1-chloroacetyl-2,3-dihydro-7-ethylindole およびN-2′,6′-diethylphenyl-2,5-dihydrooxazol-4-one の三化合物の存在をIRおよびGC-MSによって推定した. 結局, ブタクロールの光分解には脱ブトキシメチル, 脱塩素, 水酸化, O-脱アルキル, 脱水素, 閉環および重合等の諸反応を伴うものと思われる.

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