作者: Yasuyo SHIOGAI , Takao YAGI , Junichi AKIYAMA
DOI: 10.2116/BUNSEKIKAGAKU.26.10_701
关键词:
摘要: 細管式等速電気泳動法によるアミノ酸分析として,緑茶中のアミノ酸を,より簡便に分離・定量することを目的とし,その電解液組成,pH,泳動距離などの分析条件について検討した.緑茶中のアミノ酸のうち,テアニン,アスパラギン酸,グルタミン酸の3種について検討した結果,酸性アミノ酸はpH 3.88付近の酸性条件で,テアニンはpH 7.55以上のアルカリ性条件で分析するのが適当であった.茶浸出液中に目的成分と易動度が接近しているきょう雑物が存在していても,泳動距離を長くすることで完全に分離することができ,検量線も良好な直線性を示し,十分に定量可能であることが分かった.