作者: Yasutake Teraoka , Yoshiaki Taura , Isamu Moriguchi , Shuichi Kagawa
DOI: 10.1252/KAKORONBUNSHU.21.1032
关键词:
摘要: ペロブスカイト型酸化物 La0.8Sr0.2MO3 (M= Co, Mn) について, 高表面積酸化物の調製およびそれらのメタン完全酸化活性について検討した. リンゴ酸の錯形成能を利用するリンゴ酸添加 (MAL) 法, およびアルカリ水溶液中に金属硝酸塩混合水溶液を滴下し, 急速かつ均一な水酸化物形成を行わせる逆均一沈殿 (RHP) 法を用いれば, 従来の調製法である硝酸塩分解 (NIT) 法に比べて単相ペロブスカイトの生成温度が300K 低減でき, それにより高表面積ペロブスカイトが合成できた. メタンの完全酸化活性に対して, 高表面積化の効果は Co 系に比べて Mn 系ペロブスカイトでより顕著に現われた.しかし, MAL RHP 法いずれの方法で調製した 系ペロブスカイトも NIT 法によるものよりメタン酸化活性が高く, これらが高活性ペロブスカイト触媒の調製法として有効であることがわかった.