時系列情報を用いた CD-SMDS 法に基づく屋内位置推定に関する一検討

作者: 西祐耶 , 高橋拓海 , 飯盛寛貴 , アブレウジュゼッペ , 衣斐信介

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摘要: 抄録 (和) センサ端末の小型化, 省電力化, および多機能化に伴い, 無線通信ネットワーク は様々な応用分野を下支えする基盤技術となりつつある. なかでも, 無線測位技術は重要な研究課題であり, 低い計算量で高精度な位置推定を実現するアルゴリズム設計が急務となっている. 特に低計算量な手法として知られる CD-SMDS (Complex Domain Super Multidimensional Scaling) は, ネットワークから得られる距離情報と角度情報を統合的に扱うグラムカーネル行列に基づいて位置推定を行う手法であり, グラムカーネル行列の次元数が大きくなるほど推定精度が向上する. そこで本稿では, 近年の端末の多機能化を背景に, 推定対象が単純な自己測位 (自身の移動距離と方向の推定) を行えるものと仮定し, 時系列情報を組み込んだ多次元のグラムカーネルを形成することで, CD-SMDS のさらなる精度の向上を図る. 最後に計算機シミュレーションにより, 提案法の有効性を確認する.(英) As sensor terminals become smaller, more energy-efficient, and more multi-functional …

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