作者: Makoto Isobe , Kiichirou Nakagawa , Yutaka Nishimura , Shinzou Edakuni , Zinryo Takeda
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摘要: 症例は37才女性, 縦隔原発悪性奇形腫の疑いで左腕頭静脈と併に全摘出術を施行.術後の組織学的検索で奇形腫とともにPAP法によるAFP染色でyolksactumorの成分が確認されteratoma with yolk sac tumorの診断が得られた.縦隔yolk tumorは希な腫瘍で男性に好発し, 長期生存例は極めて少ないといわれている.本症例は術後5年経過後も再発なく健在であり, 本邦文献上初めての生存女性例と考えられる.